こんばんわ~
本日は宗教についてお話ししたいと思います。
先日『教えて、釈先生!子供のための仏教入門』という本を読みました。
仏教についての話、また他の宗教についても分かりやすく解説されていました。
日本人は仏教徒が多いと思いますが、私も含めて多くの方が宗教について知らない事が多いと思います。
ニュースなどで宗教を信仰している人が犯罪を犯しましたなどと報道されるので、宗教とは怖いイメージもあるかと思いますが、本来は『人の心を救うもの』です。
今回読んだ『教えて、釈先生!子供のための仏教入門』という本に、仏教と他宗教の記載があったので簡単に抜粋してみました。
意外と身近にある仏教
「ありがとう」という言葉は、有る事が稀である、滅多に無い事、という言葉から「有り難し」「有り難い」と使われるようになったと言われます。
他にも「一期一会」や「以心伝心」など1度は耳にしたことのある言葉も仏教の言葉です。
知らなかった『四十九日』『法事』のこと!
『四十九日(しじゅうくにち)』とは命日から49日後に故人を悼む行事ですが、なぜ『四十九日』なのかという事は知りませんでした。
仏教の世界では、死んだ後、裁判は一週間ごとに7回行われ、『四十九日』に最後の審判が下りるそうです。
残された家族や子孫はお経を読んだり、お坊さんの話を聞いたりすると、亡くなった人のポイントが増え、前の裁判より良い結果になるかもしれないと信じられている。
つまり、『法事をするのは、亡くなった人を応援する為』でもあるということになります。
残された人たちが故人を応援してポイントを増やそうと、三回忌、七回忌、十三回忌といったように、亡くなった後、「三」と「七」のつく年に法事を行います。
○回忌の○は「亡くなってからの年数-1」。一年後の法事だけ数え方が違い一周忌と呼ばれる。
つまり三回忌は亡くなってから二年後、七回忌は六年後に行われます。
他宗教にはどんなものがある?
これからのシーズンでいうと、クリスマスが挙げられます。
クリスマスはキリスト教の催しで、イエス・キリストの誕生をお祝いする日の事です。
他にもバレンタインデーはキリスト教に関係した記念日。
ハロウィンは古代ケルト人の宗教的なお祭りが元になっているとのことです。
続いてイスラム教についてです。
イスラム教には『ラーハ』という仕事でも遊びでもない第三の時間がある。
お祈りの時間は『ラーハ』に当たる。イスラム教徒にとって『ラーハ』が人生で一番大事との事です。
イスラム教徒は、火葬しないという事も記載がありました。
日本に住むイスラム教の人たちが苦労されている部分。外国人用の墓地やイスラム教の人用の墓地など、土葬できるところを使っているが、次第に墓地の数が足りなくなっているので、イスラム霊園を作る予定との事です。中には、本国までご遺体を飛行機で運んで埋葬した人もいるとの事でした。
ユダヤ教の食事についても触れられていました。
イスラム教徒と同じように、豚肉を食べてはいけない宗教はユダヤ教。もう少し詳しく言うと、蹄(ひづめ)が二つに割れていて(偶蹄目)、飲み込んだ食べ物を口に戻してもう一度噛む、反芻という 行動をする動物しか食べてはだめ。食べていいのは羊とかヤギ牛になるそうです。
まとめ
今回本に記載があった事をまとめてみましたが、仏教についても知らないことが多く、まして他の宗教ではもっと知らないことが多いという事を実感しました。
宗教が違うだけで、考え方・食べるものが全く違います。
今後の日本は少子高齢化となり、外国人の力を頼らなければいけなくなります。
そんな時に相手の宗教を知り、食事習慣や考え方について理解があると、より親しい関係を築くことができると思います。
色々な宗教の行事を取り入れ楽しむことが出来ている日本人なので、宗教の違いを理解しつつ、外国人と親交を深めていきたいと思います。
ではではまた~。
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