『酒好き医師が教える最高の飲み方』

お酒 書籍紹介

本日のテーマはお酒についてです!

お酒を飲むにあたって大事なことを学んだのでご紹介します。

今年はコロナ禍で忘年会・新年会は少ないと思いますが、オンライン飲み会や、家で飲むことも増えるので、特に気をつけなければいけないシーズンです!

 「適量飲酒」と「休肝日」が大事!!

✅お酒を飲むときに気を付けなければいけないことは、先ずは「適量飲酒」!!

日本人にとってのお酒の適量は日に20gとの事です。

20gはどれくらいかというと、ビールなら中瓶一本(500ミリリットル)、日本酒なら1合、ワインならグラス2杯程度(約180ミリリットル) です。

飲み会に行くと、適量以上を飲んでいるのはないでしょうか?

飲む量を意識しましょう!

✅「休肝日」のない人はある人に比べ、1.8倍の死亡リスクになる!!

二日以上の「休肝日」を設け、アルコール摂取量150gを超えないようにする事が大事です。

毎日アルコールを飲んでいる人もいるのではないでしょうか?その場合は、肝臓に負担が掛かっているので、「休肝日」を作って、肝臓を休めてあげましょう。

赤ワインは体にいい!?

✅赤ワインはポリフェノールが多く含まれ、体にいい

ワインは含まれるポリフェノールの量が多いだけではなく、体に吸収されやすいという特徴がある。

赤ワインは果皮果汁種子のすべてを加えて発酵させるので、ポリフェノールが豊富。
ちなみに白ワインは、果皮と種子を除いて発酵させています。

若い赤ワインよりも熟成を重ねた赤ワインの方が、抗酸化作用が高くなる傾向がある。5年がピークでその後は緩やかに効果が減ってくるそうです。

ブドウの品種では、カベルネ・ソーヴィニヨンが最もポリフェノールを含む抗酸化作用が強い。

✅赤ワインは認知症にも効果あり

抗酸化作用に加え、果皮に含まれるリスベラトロールというポリフェノールが、脳の機能を円滑にし、アルツハイマー病を予防する効果があるという

ワインを毎日3~4杯飲んでいるグループと非飲酒グループでの発症リスクを比較したところ、認知症は1/5、アルツハイマー症は1/4、死亡率は約30%低下した

赤ワインには、ヘリコバクターピロリの殺菌作用もある

男性ならワイングラスで2杯程度が適量。女性の場合アルコールによって乳がんをはじめとするリスクを受けやすいので100ミリリットル(1グラス以下の量)

薬とアルコール

✅薬をアルコールで飲んでもいいの?

薬の作用や副作用を増強してしまう危険性がある。

アルコールも薬も肝臓で代謝される。その際使われるのはCYP2E1などの代謝酵素。薬とアルコールを併用した場合、この酵素を双方で奪い合う形になる。

仮に代謝酵素によって通常50%で代謝される薬が、アルコールによって代謝酵素を半分奪われてしまう形になると25%しか代謝されなくなる。すると薬の成分の75%が血中に入ってしまうことになる。つまり効きすぎてしまう。

その一方で反対に日常的にアルコールを常飲している方が、普段から酵素活性が高いため、薬を代謝しすぎてしまい、効きにくくなるといった弊害も出てくる 

✅飲酒後に薬を飲んでもいいの?

薬を飲むなら飲酒から最低3~4時間後に飲む

体重60kgの成人男性で純アルコール20g、 ビール中瓶一本、日本酒一合のアルコールが体内から消えるまでに約3~4時間かかるとアルコール健康医学協会で説明している。

酒量が2倍になると、体内に残る時間は約6から7時間と長くなる。 

まとめ

お酒の飲み方について、「適量飲酒」「休肝日」「赤ワイン」「薬との影響」をまとめてみました。

お酒を飲む際は以上のことをふまえて、正しい知識を持って、楽しく飲みたいですね♪

ではではまた~

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